祖父死去

修論終了とブログを書いた後,帰りのバスに乗ろうとバス停へ.建物の中では電波がない(!)ので,ずっと連絡取れていなかった.携帯に留守電が入っている.後でみようと,とりあえず家に電話.「帰る前に連絡したら,風呂を沸かしておいてあげる」と言われていたので.電話するとやや怒り気味.「留守電聞いて連絡してこないの?」っと...「すいません.電波入らないので留守電すら聞けません.」と言い訳する間もなく,「おじぃちゃんが死んだ」と..とりあえず急いで帰ることに.


去年の年末くらいに危篤状態になって一時期危なかった.しかし,その後持ち直して,最近では話しかけたことに返事するようにもなり,目の色も黒くなってきていた.
正月にお見舞いに行ったが,そのときも少しずつ回復していると聞いていた.「すごい生命力だねぇ〜」と親戚で言っていたので,本当に突然で驚く.


93歳.祖父の没年齢である.90を超えて死ぬと目出度いというらしい.父や叔父たちも深く悲しい様子はあまりない.祖母がなくなったのは4年程前.そのときの看病は祖父が主にやっていて,毎日自転車で通っていたらしい.そのときは89歳.祖父と祖母はよくけんかをしていたが,病院でも結構言い合ってたらしい.祖母はもう途中から答えられなかっただろうけど(パーキンソン病だから).その後も祖父は一人暮らしを続け,自転車でうろちょろしていた様子.さすがにぼけてきたため,別のところへいって保護されたこともある.自転車で転んだのをきっかけに,老人ホームへ入ることになる.老人ホームでも最初は勝手に外へ出て行って,ホームでは騒ぎになったらしい.なんにしても,元気であった.


とりあえず帰って少し寝ることができた.夕方から通夜へ.お供物を渡す係りをする.夜遅く帰宅.論文の発表資料を作る気力なんてわいてこなく,朝も早いので早々に就寝.