2007-01-01から1年間の記事一覧

マヤ・アステカ・インカ展へ

今上野の国立科学博物館でやっている.30分くらい炎天下で並んでいざ入場.2時間くらい何も飲まずに見ていると,辛い・・・見終えて外に出てすぐに自販機へ向かったけれど,甘い奴とか以外,お茶系統はすべて売り切れ・・・誰も考えることは同じだ.展示自身…

「「情」の管理「知」の管理」,童門冬二,PHP研究所

人は「知」(=能力)を示すように求めるだけではついてはこない.逆に,「情」のみで管理しようとしても無理である.その絶妙な平衡を,歴史上の人物たちはどのようにとってきたのだろうか.多くの戦国武将や江戸時代の藩主の例をとりながら,解説する.私は,…

「正しく生きるとはどういうことか」,池田清彦,新潮社

たとえば,目の前に自転車で通りかかった人がいるとする.その荷台から荷物が落ち,散乱したとしよう.私なら拾ってあげようと思う.みなさんはどうだろうか?おそらく大体の人が拾ってあげようと思うだろう.そのときに,相手が「ありがとう」と言ってくれ…

「旅の短編集 秋冬」,原田宗典,角川書店

原田氏の発想力には驚く.これほどまで面白く,ファンタジックな短編を紡ぎ出せるのはすごいと感じた.この発想力やイメージを,少し真似したり,ここからイメージを膨らませれば,色々面白い話を創れそうである.このように,発想力から発想力を磨くことが…

バタバタ

午前中に急遽指示された作業を開始する.今日の午後のWGに必要と言われたと思っていたが,実はいらないということがわかる.指示を読み間違えたものの,作業効率は非常に高かったのでよしとしよう.そのうちに必要になる資料だから. 午後から,WGに参加する…

「ことばと文化」,鈴木孝夫,岩波書店

一度は読んだほうがいいといわれるくらいに有名な本である.ようやく読了.言葉のもつ文化的な背景を,わかりやすく書いてくれている.くどいくらいの具体例があり,なるほどと感じた.いくつか,本書から紹介する. 自分の国の食物と同じものが,外国の食事…

「山の上ホテル物語」,常盤新平,白水社

以前新聞か雑誌に取り上げられてた本書のタイトルを覚えていて,本屋で見つけてあまり確認せぬまま買ったが,なかなか面白かった. 駿河台の丘に立つ山の上ホテル.おいしい天ぷらなどで有名であるが,この「山の上ホテル」を創った吉田俊男とその吉田と長年…

「阿弥陀堂だより」,南気佳士,文藝春秋

小さな村に生まれ,そこで祖母と生活することがいやで東京にいる父の元に行った主人公の孝夫.しかし,そこにいた継母とうまくいかず,一人暮らしを始める.大学で知り合った女性・美智子と結婚する.孝夫は,小説を書き新人賞を受賞する.脱サラして,小説…

ダイビング@沖縄

同期3人と,土曜日からダイビングへ.PADIのCカード(OW)をとるために行く(うち,1人はすでにもっているのでフォトを極めるぞというだった). 1日目は,前泊したホテルから空港へ.ぎりぎりセーフで到着.事前に送付されてきたテキストの章末問題を解いておく…

箱根へ

箱根登山鉄道で箱根へ.温泉まで行く時間がなかったので,途中の公園でアジサイ(紫陽花)を鑑賞する.登山列車からもたくさんのアジサイをみることができて,とてもきれいである.満開でちょうどよい時にきたと思った. ちょうど雨も上がっていて,ゆっくり堪…

免許の更新

二俣川まで出かけてきた.視力検査が不安だったが,難なくクリアして,めでたくゴールド免許になりました.帰りに,運転免許試験場前でやっている献血に行こうとしたら,前回から間がないようで「もう少し経たないと無理ですね.きていただいたのに申し訳あ…

「お江戸の武士の意外な生活事情」,中江克己,PHP

武士の生活は,時代劇によって往々にして間違ったイメージが受け付けられている.もちろん鬼平犯科帳のようにつくりのいい時代劇なら様子が当てはまる場合もある.そうはいっても武士の身分によってその生活は大きく異なる.細かい話はでてこないが,大きく…

居合道&剣術

先週も今週も連続で居合道に参加できてうれしい.先週は演武をして,めでたく昇級した.技の一つ一つがきちんとしていて,安定しているので,安心して見られますとほめていただいた.うれしい.ただし,手首がダランとなるときがあるので,そこを直すとより…

「奪取(下)」,真保裕一,講談社

読書中.

中国茶

おいしいお茶を飲みたいと思っていたら,ちょうど通りかかった町田でお茶のお店を見つけたので入ってみる.茶道具がおいてあり,釜17万円とか書いてあるが,そちらには興味がないので素通り.寮に釜置いても仕方ないしね. 日本茶や中国茶,紅茶,マテ茶と世…

簿記の試験

3,2級を受験した.3級は五分五分の戦い,2級は完全に負けた・・・ぜんぜん勉強していなかったから.くやしい.今度は2級を確実にとってやると心に誓った.それにしても,3級が終わってから2級の試験が始まるまでの間が長い.3級が1100に終わると,2級は1330から…

「奪取(上)」,真保裕一,講談社

友人がこさえた借金を返すために偽札を作り始める主人公.人間の目や手触りを欺くほどに完成度の高いものを作るのは難しいが,ATMのような機械ならだませるだろうと機械をだませる偽札作りを考える.その結果,世の中をあざ笑うかのように成功する.しかし,…

今日はすごく黒い雲がたれこめて,すごい雷が何本も落ちていた.オフィスの中が明るくなるくらいに落ちていた. 昨日も昼間は雨が降っていなかったのに,夜になると降る.そして,ひとしきり降った後には夜空に月がでている.なんとも変な天気である.

「ヌフカフェはなぜ潰れないのか」,武田康伸,河出書房新社

いくつか残った言葉を引用しておこう. 確かに僕は,安いお金で店をつくった.しかし,「低コストで店をつくろう」と思って店をつくり始めたわけじゃない.僕は,まず,カフェをつくろうと思った.だけど,僕には360万円しかお金がなかった.豊富な資金はな…

「武士道」,新渡戸稲造,三笠書房

日本の武士(もののふ)がいかに生きるということを真剣にとらえているのか,西洋の騎士道と比べながらも,日本独特の考えを伝えようとしたことがよくわかる.切腹や殉死・仇討ち,西洋人には犬死や野蛮だと言われがちなこれらの様々な武士の所作を,名誉や…

愚かなる人間

私のことである.全く愚かなる人間であると改めて思う. なぜ性懲りもなく同じ過ちを繰り返すのであろうか.己の心ほど弱いものはない.己の記憶ほど不確かなものはない.己の行動ほど改善されぬものはない. 再び,思い出すのだ.過ちを繰り返さず,心を持…

初体験,TDLへ

同期とディズニーランドへ行く.初めてでワクワクして楽しい.園内に入ると,正面にシンデレラ城がどーんとあり,夢の国へきたぞ〜て気分になる.ただ,人が多く押し合いへし合いなのが,夢の世界の気分を削ぐ.アトラクションやパレードを堪能した一日だっ…

「自治体連続破綻の時代」,松本武洋,洋泉社

ショッキングなタイトルではあるが,このさきどう考えても自治体は金銭的に困り,財政再建団体になる自治体が増えることは間違いない.なぜなら,高齢化により税収が増加する見込みは薄い,高齢化により介護保険や福祉,社会インフラ整備(バリアフリー)がい…

出張で

久しぶりに書く日記。今回は短めで…出張の帰りに東京駅を通る。すると、突然目の前にロープが張られ瞬く間に警官により固められる。そして数分後、皇太子が現れた。突然で驚く。手も振ってたが、横に奥様はおらず。以前もロープがはられてるシーンをみたこと…

「高橋是清自伝(下)」,高橋是清・上塚司編,中央公論社

日本銀行副総裁になった高橋是清は,とき日露戦争に入ろうとしていた.そんな中,アメリカ,イギリスと世界をまたにかけて金策に翻弄する.当時,イギリスやアメリカから見れば遠くの極東の国,ほとんどの人がどんな国なのか,国民性なのかなど知らなかった…

送別会

少し遅れたが,職場の送別会である.お二人こられたが,お元気そうである.一人は実は自分の会社に入社以来ずっとうちの会社にいて,ほとんど自分の会社に行ったことがないそうで,今新しいことばかりで慣れるの必死だそうだ.もう一人の方は,うちの部署に…

「ITILファンデーション」,日立システムアンドサービス,翔泳社

以前のブログで書いたが,ITILファンデーションの社内教育を受けて,試験を受けた.その結果,合格できた.教育は,eLearningで提供されており,それだけでも十分に内容が充実していて,きちんと勉強すれば問題ない.しかし,eLearningにはかなり細かいとこ…

「電子自治体が暮らしと自治をこう変える」,黒田充,自治体研究社

電子自治体に関する問題点と今後の方向性を示しながら,著者の考えを述べている.キーワードは,住民基本台帳ネットワーク(住基),電子自治体. 少し古い本だが,今の電子自治体の流れはどういったところから起こってきたのかを知りたいと考え,読んだ.以前…

「自治体連続破綻の時代」,松本武洋,洋泉社

読書中.

「高橋是清自伝(上)」,高橋是清・上塚司編,中央公論社

高橋是清といれば,「だるま宰相」と愛嬌のある名前で呼ばれている有名な政治家である.その彼も,若いころは多くの苦労を乗り越えてきたようである.あるときはアメリカで身売り同然の状態になったり,あるときは家も失いその日の生活さえ困る状況になった…