知的なAfter Five

仕事を終えるとすぐに会社を出て,上野へ.今週末まで国立科学博物館でやっている「世界遺産ナスカ展 地上絵の創造者たち」を見に行く.金曜日は午後8時まで開館しているとのことで,同じように会社帰りらしき人もいる.入場制限がかかっているものの中に入るとそんなに込みすぎていることもなく,ゆっくり見ることができる.


ナスカといえば地上絵で有名だが,今回の展示は地上絵がメインではなく,ナスカの文明についてがメインのようである.地上絵ないなぁと思ってみていると最後にようやく地上絵がでてくる.しかし,地上絵の説明はほとんどなく,CGで空から地上絵を体感できるようにしてある.それはそれですごかったが,地上絵の説明をもっと詳しくほしかった.あるいは,まだまだ研究中で確固とした学説がないためかもしれない.


最初をゆっくり見すぎたせいで地上絵のCG体験はちら見で終わる.それよりも,ミイラやナスカ人のもつ首級(トロフィー)の文化,色が鮮やかに残る壷や織物がすばらしい.ナスカという非常に乾燥した気候のため非常によい形で遺物が残るようである.子供のミイラ(推定6歳)に至っては,眼球が残っている.


上野近辺のこじゃれた居酒屋へ.入ってみると女性が多い.ここでゆっくりしつつ早めに解散.それでも帰ったのは12時前だったけど・・・