ボーイスカウト夏キャンその5〜朝編〜

朝日がまぶしく昇り起床.ご来光が正面に見える向きにテントを建てていた.すぐに朝食をとり徹営へ.徹営もあっという間に終わる.ごみ拾いをする.「来た時よりも美しく!」これがボーイスカウトの心情です.


周りでやっているキャンプやその跡を見て思うこと.
1.ごみはきちんと始末しろ!
2.野火はやるな!
3.設営する場所考えろ!
4.夜の後片付けやれ!


1.ごみはきちんと始末しろ!
当然ですよね.ゴミ箱がなかったら,持って帰る.ちょっとずつ小分けにすれば,コンビニさんには申し訳ないが帰り道(多少なら)捨てられますよね?捨てられないくらい大量?それは買うときの対策を考えよう.ごみを少なくする努力がキャンプには必要です.キャンプ場でのごみの量,ものすごいからね.2トントラック何台にもなるって話です.それも分別されていないごみが多いから大変だそうな.


2.野火はやるな!
BBQなんかで地面で火を使う人いますよね.あれは基本的にはだめです.なぜならその地面の下には多くの生き物や植物が生きているから.なるべく生態系を壊さないようにする.どうしても地面で火を使うしかないなら,その地面を10cmくらい掘り,それを日陰においておくこと.そして水をやって表面の植物などが死なないように育てておく.使い終わったら,その地面に植物を戻してあげるのです.もちろん炭は持ち帰るのが一番.


ボーイスカウトでは,以前まで生ごみや炭を埋めるための穴を掘っていました.しかし,最近のキャンプ場では穴を掘るのが禁止となっているところが多く,ボーイスカウトでもそれに合わせるようにやらなくなりました.とはいうもののごみ箱がないところならある程度は仕方ないと思う.炭などは冷めるのを待つのは時間がかかるから.それでも放置しておくのはいけません.きちんと穴を掘って埋める.もちろん穴は表面を傷めない掘り方を工夫する.


3.設営する場所考えろ!
通路に堂々と立てるのは周りの迷惑ですし,明らかに雨降ったら困るような所に立てるのもNG.立てる前にサイトのレイアウトを考えてから立てましょう.例えば,風下にテントを建ててはいけない.なぜなら煙や調理の際のにおいがすべてテントに入るから.テント内がくさいのはいやでしょう?


4.夜の後片付けやれ!
日々の明るい生活では気にしないでしょうがその辺に置いておくと危険ですよ.きちんと片付けましょう.そして,もう一つの片付け.それは食料や生ごみです.これも日々の生活では気にしないでしょうけど,野犬,山なら猪,狸がでてきます.遭遇したいですか?一番良いのはにおいがもれないようにしておくこと.クーラーボックスに入れるべきものはきちんと入れましょう.それ以外のものは,箱やなべに入れて重石を置いておくこと.動物が持っていけないようにしておくことが大事です.朝起きたら食べるものがなかったなんて洒落になりません...最後が夜露対策.山では特に夜は冷えて露が落ちます.あるいは突然の雨もあります.竈がぬれていたら朝火がつきません.竈はよく冷えたことを確認したら,ブルーシートや新聞をかぶせるなどぬれない対策をしておきましょう.もちろん薪にも対策を!