「唐招提寺 (別冊宝島)」、宝島社

唐招提寺 (別冊宝島 1685 ノンフィクション)

唐招提寺は、奈良時代に鑑真和上が建てた寺。聖武天皇に切望されて遠く日本(倭)にやってきた。当時の中国と日本では地の果てにいくような気持ちだったんだろう。今だと、アフリカや南米の奥地へ行くような気持ちだろうか。もう帰れないかもしれないという場所。今年2010年は、平城遷都1300年祭。それに合わせて金堂が解体修理された。その時に見つかった発見が図版を多く使って説明されている。図版を見ているだけでも1000年以上昔の技術が感じられて、とても楽しい。今年は1300年祭だから、どこかのタイミングで奈良へ遊びにいきたい。

昨年から興福寺の阿修羅像など、仏像ブームですね。歴史が好きな僕にとってはうれしいばかりです。