「「貞観政要」のリーダー学 守成は創業より難し」、守屋洋、プレジデント社

「貞観政要」のリーダー学 守成は創業より難し
この本は組織のリーダや政治を志す者にとって、とても参考になる。繰り返し同じ教えが出てくる。「民は水、君主は船」、民のことを考え決して民を欺くことや疲弊させることなく、民のおかげで君主は船を浮かべることができるのだと思うことである。それ以外にも多くの教えがあるが、今の日本の政治を見ると逆の状況になっていることも多い。天皇や徳川将軍が歴代読んできた、論語書経などの四書五経と、この貞観政要。それだけ価値のある本だと思う。一つずつでも自分の生活で心がけていこう。