2007-01-27 「おいしいコーヒーのいれ方VIII 優しい秘密」,村山由佳,集英社 読書記録 かれんとの中を叔母さんに打ち明けられないでいる.うちあけると,かれんが叔母夫婦が本当の親でないことから話すことになり,大変だから.かれんは,本当の親でなくても本当の親のように大切に思っているのだが,「本当の親でないことを知っている」と叔母夫婦に告げることをつらく思っているのだ.そうなると,従兄弟同士の付き合いを告げることが憚られ,そうなるとますます後ろめたい気持ちである.いったいいつになれば,おおっぴらにできるのだろう,この二人.もっとシンプルに考えてみればと思う.