2007-01-27から1日間の記事一覧

「おいしいコーヒーのいれ方VIII 優しい秘密」,村山由佳,集英社

かれんとの中を叔母さんに打ち明けられないでいる.うちあけると,かれんが叔母夫婦が本当の親でないことから話すことになり,大変だから.かれんは,本当の親でなくても本当の親のように大切に思っているのだが,「本当の親でないことを知っている」と叔母…

「おいしいコーヒーのいれ方VII 坂の途中」,村山由佳,集英社

かれんとのことや,星野のことを考えていて,バイトでミスばかりする.「うわの空で仕事をするな」というマスターの言葉.私も肝に銘じておこう.とはいえ,ふっと頭の中から仕事が消え,別の物事を考える瞬間がある.そんなとき「うわの空」なんだろう.

「おいしいコーヒーのいれ方VI 遠い背中」,村山由佳,集英社

勝利,かれん,そして丈の3人の生活も,かれんと丈の親(勝利の叔父夫婦)がロンドンから戻ってくることで終わりを迎える.そこで,勝利は一人暮らしを決意する.それは,二人だけになれる場所を確保したいという気持ちと,自分に磨きをかけたいと思うからであ…

「おいしいコーヒーのいれ方V 緑の午後」,村山由佳,集英社

星野に,とうとうかれんとの関係を告げた勝利.そんな勝利に,星野は思いのたけをぶつける.思いのたけをぶつけることってとても勇気がいることである.でも,告げなければいけないときもある.自分の思いをきちんと告げたい,たとえそれで二人の関係がこわ…

「おいしいコーヒーのいれ方IV 雪の降る音」,村山由佳,集英社

自分に好意を寄せてくれている大学の部活のマネージャー星野.なんとも羨ましい状況である.そしてついに星野に告白される.かれんとの付き合いは公にできないので,星野の告白を断るものの,なんとも断った理由は歯切れが悪い.それがさらに星野を苦しめる…

「おいしいコーヒーのいれ方III 彼女の朝」,村山由佳,集英社

キスしてからなかなか二人で会う機会もなく,進展しない二人.それでいて心が通いあっている二人はいい.いつも自分ばかり一生懸命で,もしかして俺の片思いじゃないかとさえ心配になってくる,かれんの態度.まったくかれんは積極的な節がないのだ.それで…

メールについて

メールは,便利である.メーラーなら,メールが届けば,すぐにお知らせしてくれる.すると,当然開いて見ようと思うだろう.これが厄介である.仕事でちょうどいい調子だったのに,画面の右下に光るアイコンによって,中断されてメールをみる.それがお客さ…