「電話を切った後で必ずムカツクという人」,本郷陽二,経済界

電話を切った後で必ず「ムカツク」という人―隣の困った人との接し方 (リュウ・ブックス アステ新書)
会社でみる,自分勝手な人たち.それをいくつか例としてあげており,その人に対する対処法もいくつか述べられている.2つの観点で読んだ.一つ目は,自分はやっていないだろうかということ.もう1つは,そういった人が近くにいた場合にどのように対処したらよいかということ.

自分に対する振り返りは,こういうことやっているなぁというよりは,こういったことをしないように気をつけようという風に読んだ.実際自分の今がきちんとやれているのかわからないから...この前の会社での研修員論文を作成しているときに学んだことがある.自分を客観的に見つめることの大切さ.その難しさ.2日間,徹夜してようやく少し見出せた.そのときに学んだ「客観的に見つめる」姿勢にさらに磨きをかけて,自分の人に対する接し方も考えていきたい.

自分勝手な人,独りよがりな人,自分にすごく自信のある人,いろいろいる.基本的にはこの本では,場合に応じて対処法を説いてくれている.多かったように感じた対処法は,「ほうっておけ」あるいは「目には目を歯に歯を」であろうか.