「夢をかなえるゾウ」、水野敬也、飛鳥新社
笑いながら読むことができた。自分の夢を再び考え、行動するためのよいきっかけを与えてくれる。今、自分で頑張ろうとしていることを後押ししてくれた気がする。
この本で一番そのとおりだと思ったことは、「神様であるガネーシャが言った言葉「ワシが教えてきたこと、実は、自分の本棚に入ってる本に書いてあることなんや。ワシの教えてきたことには何の真新しさもないんやで」。ホコリをかぶった自分の思いを呼び覚まされるようだ。いま、実践していること、ガネーシャの教えでさらに幅を広げていこう。
この本で出てきた夢のために生活、考え方を変えていくエッセンスをまとめておこうと思う。
- 靴を磨く・・・自分を支えてくれるものを大切にする気持ち。
- コンビニでお釣りを募金する・・・良くしようと小さなことでも実践する、人のために行動する。
- 食事を腹八分目にする・・・自分を制する(律する)。
- 人がほしがっているものを先取りする・・・人が望んでいるものを予測して、提供する(隠れたニーズを見出す)。
- 会った人を笑わせる・・・場の空気を前向きに楽しいものにする。
- トイレ掃除をする・・・人がやりたがらないことを進んで代わりにやる。
- まっすぐ帰宅する・・・自由に使える時間は一番大切な時間。
- その日頑張れた自分を褒める・・・毎日なにか自分を褒めて、気持よく寝る。
- 一日何かをやめてみる・・・何かをやめたらその分時間ができる(テレビを見ない、など)。
- 決めたことを続けるための環境を作る・・・意識を変えるのではなく、具体的に行動する。そのための環境を作る。
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える・・・意識や内面を変えるためには時間がかかるが、外面はまずすぐに変えられる。
- 自分が一番得意なことを人に聞く・・・自分の価値は自分以外の誰かが決める。だから、それを素直に聞いてみる。
- 自分の苦手なことを聞く・・・見落としたり、目をつぶっている欠点を紳士に聞く。苦手なことは裏返せば、長所にもなりうる。
- 夢を楽しく想像する・・・夢は勝手にわくわくし、止まらなくなるもの。夢を考えるな(感じろ)。
- 運がよいと口に出して言う・・・声にだすと、脳は勘違いする。
- ただでもらう・・・「ただで手に入れるにはどうしたらいいか」、真剣に考える。それは、コミュニケーションを考えること。
- 明日の準備をする・・・綿密に準備する。前の日に次の日にすることを整理しておく、など。
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる・・・一番お世話になっているや一番自分を好きでいてくれる人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけて褒める・・・成功は、誰かの助けで成りたつ。だから、人を褒めて、協力したいと思ってもらう。「褒めるなんちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベル通り越して、呼吸や。呼吸レベルでやれや!二酸化炭素吐くのと同じくらいナチュラルに褒め言葉言えや!」
- 人の長所を盗む・・・マネすることは、お客さんを喜ばせるため。真似して成長する。
- 求人情報誌を見る・・・自分がこれだと思うものを見つけるまで、探し続ける。
- お参りに行く・・・可能性があることなら、何でもやって見る。「意味が無い」なんて考えるな!
- 人気店に入り、人気の理由を観察する・・・お店は優れたサービスを学ぶ場所。どんなことをしてお客さんを喜ばせようとしているか観察する。
- プレゼントをして驚かせる・・・お客さんが喜ぶのは期待以上だったとき。お客さんが無意識に予想していること以上のことをする。
- やらずに後悔していることを今日から始める・・・収入、世間体、不安。そのような自分を縛る鎖は周りから作られたもの。自分から働きかける。
- サービスとして夢を語る・・・自分の夢ではなく、世の中・友達を魅了する夢を語る。それは世の中が喜ぶもの。I have a dream!!
人の成功をサポートする・・・自分が成功したいなら、人の成功を助ける。それは上司の仕事の依頼を喜んで受けることでもよい。
- 応募する・・・可能性を少しでも感じるなら、行動する。
- 毎日、感謝する・・・自分の中に足りないものを埋めようとすることは、欲。考え方を変える。自分は満たされていると考える。人がほしいことを叶えようとすれば、自然な形で自分のところにもやってくる。