「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」、鈴木康之、日本経済新聞社

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)

一行で商品の良さ、商品があるときのことをイメージさせること、そのようなキャッチコピーをどのように考えるのか、興味深かった。

・メガネは、涙を流せません。
・人は、書くことと、消すことで、書いている。
・紙くずはもう一泊します。

新しいことを思いつくわけではなく、言葉を組み合わせたり、普段のことや感じたことをそのまま表現したりすることが大切とあった。実はそのまま表現するということがとても難しいと思う。でもじっくりと自分が感じたこと、それをできるだけ多くの人に伝えたいと思う気持ちが大切なのだと思う。
それが伝わってくるキャッチコピーにはたしかに魅力がある。